日本では「4(死)」や「9(苦)」といった数字は縁起が悪いということで忌み嫌われています。意識してみると、日本のホテルや旅館などでも、これらの数字を使った部屋番号は存在しないことが多いです。対して海外では「420」という部屋番号が存在しない場合が多いです。

420が示す意味

なぜ「420」という数字が嫌われているのでしょうか。その答えは多くの国と地域で使用が禁止されている「マリファナ」との関連性にあります。毎年4月20日が「マリファナ国際記念日」であることから、アメリカでは「420」を「フォー・トゥエンティ」と呼び、スラングとして定着しています。

なぜ「420」がマリファナを表すのかというと、1970年代にカリフォルニア州の高校生たちが、放課後の4時20分に銅像の前に集まってマリファナを吸っていたことから、この集まりのことを仲間内の暗号で「フォー・トゥエンティ」と呼んでいたことに由来します。

毎年4月20日には、世界中のマリファナ愛好家の人や、マリファナの合法化を訴える人たちでデモやイベントが開催されるのです。この際、ホテルの420号室があっては格好の的。部屋中にマリファナの煙を充満させるホットボックスと呼ばれる吸い方をされないために、予め420号室を作っていないホテルがほとんどだといいます。また、マリファナの愛好家からすれば「420」という数字は縁起物で、ホテルの部屋番号が書いてあるプレートが盗難にあうことも多々あるといいます。