京都に行ったら一度はやってみたい、通な大人の遊びといえばやはり舞妓遊びでしょう。「舞妓」という言葉が出てくると、似たようなものに「芸者(芸妓)」という言葉も出てきます。舞妓さんはいわゆるコンパニオンガールのようなもので、芸者さんはそれを楽器演奏などで盛り上げる役目を担っているのでしょうか。

舞妓と芸者は一心同体?

舞妓とは、「五花街」と呼ばれる京都の先斗町・上七軒・宮川町・祇園甲部・祇園東にて、歌舞音曲の技芸でお客さまを楽しませることを職業とするもののことを指します。関東では「半玉」とも言いますが、これは「舞妓」と同義です。

舞妓は中学校卒後から20歳前頃までの見習い修行中のもので、唄や踊り、三味線、茶道、華道、接客や礼儀作法、しきたりなどを学びます。この修行を5年程度経て、芸者へと昇級するのです。

つまり舞妓は芸者の見習いの状態を指す言葉なわけです。