家電製品に電力を供給するためには、コードの先についたプラグコンセントに挿入する必要があります。このプラグ、よく観察してみると、両方の刃先に丸いが一つずつ開いているのがわかります。この穴は一体なんのために開いているのでしょうか。

プラグの穴の意味

じつはこの穴は、経済産業省によって取り付けが義務付けられているものなのです。プラグの根本から11.7mmの箇所に直径3mmの穴を開けるという細かい指示もあります。

コンセントの内部には穴に接地するように突起があり、プラグを最後まで差し込んだ事を感触で知ることができたり、コードの重みでコンセントからプラグがズレ落ちたりしない事を目的としています。

海外ではプラグに穴が開いていることはほとんどなく、日本の安心安全の精神が反映された一つの例といえるのです。