子どもの頃に遠足に行く前には、決められた金額内に収まるように頭をフル回転させ、ワクワクしながら駄菓子屋へ買い出しに行ったものです。そんな「おやつ代」は、大人になって選挙運動をする人たちにも上限が決められているのです。

選挙スタッフのおやつ代

選挙スタッフは事務的な仕事から選挙カーに同行して演説のサポートをする仕事まで多岐に渡りますが、それら全ての人たちの日当、食事代、宿泊代など、公職選挙法によって事細かに上限金額が指定されています。そしてその項目には「茶菓料」、つまりおやつ代も500円までと指定されているのです。

政治といえば金が付き物であり、いかなる面でも公平を確保するためなのです。例えばおやつ代が一日5000円までとなると、どうしても「実際はお菓子代なんかに使ってないんだろう」という憶測をしてしまうものでしょう。