ストライキとは、労働条件に不服を抱いた従業員同士で結託して労働を放棄する抗議運動のことをいいます。しかし世界の一部では、労働し続けることで抗議を訴える地域があるのです。

ラテン系なストライキ思考

スペインや一部のラテンアメリカ諸国では、一般的なストライキとは違い、逆に働き続けることをストライキとしているというのです。

例えば工場などの場合、働き続けることで生産数を過剰に上げ、余剰在庫を増やすことで管理費用がかかるようにダメージを与える方法です。

現地ではこのストライキを「ウエルガ・ハポネサ(huelga japonesa)」、日本語で「日本式ストライキ」という意味になります。残業の多い日本の働き過ぎの面を比喩しての命名のようです。もちろん日本でこのようなストライキが行われてはいません。

しかしこの話は一種の都市伝説に近い話で、実際本当にこのようなストライキが行われているのか、正確な情報があるわけではありません。