医者といえば白衣姿が当然になっています。体を触られたり、手術など、不潔ではとても嫌われてしまうでしょう。だから真っ白な白衣を着て、清潔感をアピールしているのかと思いきや、そうではありません。

白衣のアピールポイント

昔は、医者はフロックコートという礼服を着ているのが当たり前でした。しかし時代とともに医学も進歩し、それまでは経験則で行われていた治療方法などに科学的根拠が付くようになりました。

そこで、科学者が着ていた白衣を真似て、医学にも科学的根拠があるんだということをアピールするために、医者も白衣を着るようになったのです。

現代では、治療のために痛い思いをする場合もあることから、主に子どもには白衣は怖いものと思われがちです。そこで今では、青やうすい緑など、様々な色の白衣が着られています。