川は河口へつながる川を「本川(ほんせん)」、本川に合流する川を「支川(しせん)」といいます。また、支川にも一次支川や二次支川などがあります。これらを総称して「河川」と呼びます。支線は毛細血管のように細く短い川もたくさん存在します。その中でも日本一短い川は驚きの長さです。

ぶつぶつ川

日本の河川は大小合わせて35,000以上もあります。日本一長い川は新潟県と長野県をまたいで流れる信濃川で、全長367kmになりますが、2008年10月21日に二級河川に指定された和歌山県東牟婁郡那智勝浦町粉白を流れる粉白川(このしろがわ)の支川にあたる「ぶつぶつ川」は、その長さはわずか13.5mしかなく、日本一短い川として認定されています。

ぶつぶつ川は湧水が水源になっており、気泡を伴って「ふつふつ」と水が湧き出る様子が名前の由来となっています。