2013年にようやく世界文化遺産に登録された富士山。それ以前に1936年からは国立公園に指定されているので、富士山にある自然全てが天然記念物ということになります。そんな富士山ですが、実はその頂上付近は私有地だということをご存知ですか?

富士山は誰のものか

と言っても流石に個人の所有物ではありません。それまでは富士山の頂上付近、約3360mから上は誰の土地かでもめていました。しかし1974年に最高裁判所の判決により、富士市にある浅間神社の所有物であるとされたのです。

この浅間神社は、全国に1300以上ある浅間神社の総本山であり、富士山の頂上にも小さな社が建っています。