インド人はどうしてもカレーとターバンというイメージがついて回ります。しかし現地ではターバンを被っている人をほとんど見かけません。もはやターバンを被る文化は廃れているのかというと、そうではありません。ターバンはファッションのように流行があるものではないのです。

インド人とターバン

インドは様々な宗教が入り乱れています。8割方はヒンドゥー教徒ですが、その他はイスラム教、キリスト教、シク教、仏教などがあります。実はインドでターバンを着用しているのはシク教の教徒なのです。シク教では戒律でターバンを被ることが義務とされています。しかしシク教の教徒はインドの人口のわずか2%弱でしかありません。つまり国民の50人に1人の割合です。

とはいえインドの人口は13.5億人もいるため、その2%といっても2700万人もいる計算になります。

さらにシク教徒は髪を切ったり髭を剃ったりはしません。髪はまとめてターバンに収納されており、髭ももみ上げのラインに沿ったネット部に収納されています。