国道というと、なぜか広い道路幅をイメージしがちです。しかし国道は道路状況によって選定されるわけではなく、あくまでもその道路がどれだけ生活で重要な道路なのかで判断されます。そして青森県にある国道339号線は、階段になっている区間が存在します。

階段の国道

国道339号線は青森県の弘前市から東津軽郡外ヶ浜町を結ぶ、総延長126kmの国道です。この国道は「竜泊ライン」「小泊道」「あわび道路」などの路線で構成されますが、もう一つの路線として「階段国道」があります。

その名の通り国道に指定された階段であり、当然のことながら車や自転車は通行することができません。362段の長い階段がなぜ国道に指定されたのか、諸説あるもののそのいずれも確証には至ってはいません。

日本で唯一の階段の国道という珍しさから、多くの観光客が訪れる地でもあります。