今では気軽にスカイダイビングなどが出来るようになったので、パラシュート降下を体感したことがある方も多いでしょう。このパラシュートの真ん中にはが空いていることはご存知でしょうか?

パラシュートとは

パラシュートはイタリア語の「守る(parare) 」とフランス語の「落ちる(chute) 」を組み合わせた造語で、空気抵抗によって落下速度を制御する物です。

そんな物の中に穴が空いていたら、空気が逃げてしまって落下してしまう!と思うでしょう。この穴は「頂部通気孔」と呼ばれ、もしこの穴が空いていない場合、空気はパラシュートの端から逃げる事になります。そうすると、パラシュートは大きく左右に振られてしまい、人間は振り子の様になってしまい大変危険なのです。

この穴のおかげで快適に空中遊泳する事ができ、安全に着陸することが出来るのです。