山道を運転中、黄色いひし形の看板に「落石注意」のマークが描かれた看板を見たことがあるでしょう。実際に落石があった場合はどのように回避すればよいのでしょうか。

今回の雑学では、落石注意の標識看板が注意を促している本当の意味をご紹介します。

落石注意の看板が表している真意

この看板を見かけたら、多くの人はとりあえずスピードを落として運転するように心がけると思います。急激な斜面をチラチラと眺めながら、本当に石が落ちてくるのではないかと不安に思いながら運転する方もいるでしょう。

しかしその心がけは半分正解で半分不正解です。

落石注意の本当の意味は、「斜面から石や岩が落ちてきたら危ないから注意して運転しましょう」ではなく、「石や岩が車道に落ちている可能性があるので、気を付けて運転しましょう」という意味。つまり上ではなく下を確認する必要があるというメッセージなのです。

大きめの岩が落ちている場合は回避して運転し、細かな石などの場合はスリップする危険性があるので徐行する必要があります。

山道を運転する際には標識の意味をしっかりと理解して、危険を回避しましょう。