信号機には車両用信号機と歩行者用信号機があり、一般的なものからあまり見かけないものまで様々な種類があります。あなたはいくつ知っていますか?

信号機の種類

ここでは8種類の信号機をご紹介します。

定周期式

最もシンプルな方式の信号機です。一定周期で赤と青を繰り返します。

押しボタン式

歩行者用の信号機と連動しており、道路脇に設置された押しボタンを押すことで車両用信号機が赤信号に変わり、歩行者用信号機が青信号になる仕組みになっています。夜間のみ押しボタン式になっている信号機もあります。

矢印式信号

赤信号であっても矢印信号の方向に向かっては進むことができる信号です。セパレートタイプと呼ばれる複数の矢印がでる信号機もあります。

時差式

対向車が多く、黄色信号の時などの限られたタイミングでしか右折できないほど交通量が多い場所で使用される信号機です。片方が赤信号でも片方が青信号のままとなり、右折する時間を設けています。ただし反対側が今が赤信号なのか青信号なのかが分かりづらい点があります。

一灯点滅式

黄色、もしくは赤色の1つの信号機が設置され、点滅を続けている信号機です。出会い頭の事故を防止するために、どちらが主道路か従道路かを判別しやすいように設置されています。主道路は赤信号で、従道路は黄色信号で点滅しています。通常の信号機と同様に、赤信号の場合は一時停止する必要があります。

全感応式

通常は赤信号になっていますが、信号機の下に車が停車した場合にセンサーが働き、青信号へと変わる信号機です。「感知中」と表示される信号機もありますが、ほとんど見ることはありません。

半感応式

全感応式は交差点に進入する全ての箇所に設置されていますが、半感応式は主道路へ進入する道路側にセンサー式の信号機が設置されています。

歩車分離式

このタイプの信号機は細かく分類すると4種類あります。最も有名なのがスクランブル式の信号機です。交差点の車両用信号機が全て赤信号になった時、歩行者用信号機が全て青信号になるというものです。その他にも「歩行者専用現示方式」「右折車両分離式」「右左折車両分離式」の3種類があります。