電車に設置された吊り革の耐荷重は380kgともされ、大人がぶら下がってもびくともしない強さを持っています。吊り革の取手部分は丸い形というイメージがありますが、それは昔の話で、現在では型と三角型とで東西に二分しているのです。

吊り革の形

現在、主に関東を中心として、新型の車両のほとんどは三角型の吊り革になっています。これには多くのメリットがあります。

まず、掴むことが前提の吊り革であるため、掴みやすさは最重要です。三角形であれば一辺の長さが十分に確保できるため、全ての指を引っ掛けることが容易であり、丸型よりも掴みやすさがあります。掴みやすいということは安定性も増すということです。これにより、長時間吊り革に掴まっていても疲れづらいという利点も生まれます。

対して関西では主に丸型の吊り革が使われています。丸型のメリットは、どこの面でも掴みやすさや掴む感覚が同じなため、とっさの時にもパッと吊り革を掴むことができるという点です。

しかし、立って電車に乗る際に、基本的には吊り革を掴んでいるでしょうし、あまり混雑していない状態で通路に立っていて吊り革を掴んでいないという状況があまり考えられないため、とっさの時とはいつだろうと思う感じは否めません。