車両には必ずナンバープレートを装着することが義務付けられています。そしてダンプカー荷台には、ナンバープレートに記載されている文字とは少し違った文字が書かれている場合がありますが、これは何を表しているのでしょうか。

ダンプカーの荷台の文字

ダンプカーの荷台には「地名+○で囲まれた漢字一文字+数字」という文字と記号が並んでいます。これは通称「ダンプ規制法」という法律に基づき、記載が義務化されているものです。

まず先頭の二文字の地名は、その車両が登録されている運輸支局または検査登録事務所の所在地です。末尾の数字は届出順に与えられるものです。そして真ん中にある○で囲まれた漢字一文字は、その車両が何の用途で使用されているかを表します。

漢字は次の7種類に分けられます。

  • 営 – 運送事業
  • 販 – 砂利販売業
  • 砂 – 砂利採取業
  • 建 – 建設業
  • 砕 – 砕石業
  • 石 – 採石業
  • 他 – その他、廃棄物処理業やコンクリート製造業など

ナンバープレートとは別に、荷台に文字が書かれるようになった大きな理由は二つあります。一つはダンプカーは使用状況から泥などの汚れが付きやすく、ナンバープレートが隠れてしまいがちになるからです。そしてもう一つは、昭和中期頃にダンプカーによる危険運転や交通事故が頻繁に起こっていたため、所有者や使用者をすぐに判別するためでした。

しかし現代では安全運転が心がけられ、事故が減っていることから、事業者への負担軽減を目的として荷台の記載の義務化を軽減するような要望もでているようです。