CDやDVD、各種記録用のメディアなどに「Disc」または「Disk」の名称が書かれています。これらはどちらも「ディスク」と発音しますが、明確な違いが存在します。

今回の雑学では、DiscとDiskの違いについてご紹介します。

Discとは

記録用のメディアの内、光学式メディアのものを指します。つまり、CD-RやDVD-R、何度も書き込みが出来るCD-RWやDVD-RW、そしてブルーレイディスクなどが光学式メディアと呼ばれるものです。

Diskとは

同じく記録媒体であることに変わりはありませんが、磁気メディアのものを指します。今ではあまり使われませんが、フロッピーディスク。そしてHDD(ハードディスクドライブ)などが磁気メディアになります。

言語としての違い

英語にはアメリカ英語とイギリス英語が存在します。Discはイギリス英語、Diskはアメリカ英語から生まれたとされています。

メーカーによっての違い

定義的には、光学式メディアか磁気メディアかで分別がなされる事がほとんどですが、各メーカーによってその分別ルールが異なる場合があります。例えば、音楽用記録メディアに対してはDiscであり、それ以外はDiskである。といった具合です。

今もなお、確実にこれ!という定義は定着していないようにも思われます。