事件事故や天気予報のニュースなどで、アナウンサーが「今日未明」という表現を使うことがあります。未明というからには、時間がハッキリしてなくて不明な時間なのかな?と思いがちですが、本当のところはどうなのでしょうか。

未明は不明?

このような時間を細分する用語は気象庁に正確な定義があります。例えば一口に「朝」といっても、気象庁の細分では「午前6時頃から午前9時頃まで」となり、「夜」というのは「18時頃から翌日の午前6時頃まで」となります。

問題の「未明」というのは、時間が分からないのではなく「午前0時から午前3時頃まで」と定義されているのです。

ですので、ニュースをよく聞いていると「今日未明」という表現よりかは、「今夜未明」という表現の方が多く使われているかと思います。