「せんべい」と「おかき」と「あられ」の違い
お煎餅もおかきもあられ菓子も、どれも日本が発祥のお菓子でお米が原料に使われているのには違いない。ではこの三種の違いは何なのでしょうか。
今回の雑学では、この違いについてご紹介します。
米の種類と大きさで区別される
「せんべい」と「おかき」と「あられ」を区別するには、原料に使用されている米の種類とお菓子自体の大きさにあります。
せんべい
うるち米を原料として作られたものを「せんべい」とする。大きさに関わらず、うるち米が原料のものは全て「せんべい」となります。うるち米とは、普段私達が食事の際に食べるお米の種類のことです。
おかき
もち米から作られたものが「おかき」です。うるち米ともち米の違いは、含まれているデンプン質の量の違いで、もち米は炊きあがった米がその名の通りもっちりとしています。
あられ
おかきと同じくもち米から作られたものが「あられ」です。おかきとの違いはその大きさにあります。一般的に大きいものが「おかき」で、小さく丸まっているような形をしているのが「あられ」になります。
あられの語源は、製造過程で炒る時の音が、霰(あられ)が降っているように聞こえるというところから来ています。