火事だ!と思って119番に緊急通報した場合、よくよく火事現場を見てみるとただの焚き火だった。というケースに遭遇するかも知れません。「なんだ、見間違いか」とホッと一安心して通話を切ってしまう。という事をしていませんか?一度通話した緊急通報はすぐに切ってはいけません。

緊急通報の作法

110番や119番に通話すると、コントロールセンターに電話が繋がります。隊員は常に最悪のケースを考えていますので、単に間違えたから切っただけだとしても、隊員は「もしかしたら電話をかけれない程の非常事態なのではないか」と思ってしまいます。その際は折り返しの電話がかかってくることもありますが、慌てずに間違いであったことを伝えましょう。

間違いを伝えずにおくと、非常事態であると認識されてパトカーや救急車が出動してしまいます。年間の通報件数のおよそ3割が、間違いやイタズラによるものと言われています。市民の税金を無駄にしないよう、常に落ち着きを保てるように心構えをしておきましょう。