食べ物は常温で放置していると腐ってしまう。暖かな気温になるほど、雑菌が繁殖して食べ物を腐らせてしまいます。しかし炊いたご飯は数日程度なら腐る様子はありません。賞味期限はいつなのでしょうか。

今回の雑学では、炊いたお米の賞味期限について調査してみました。

何日目のお米まで食べたことがありますか?

お米は炊飯器で保温し続けると、だんだんと黄色がかかってきたり、パサパサになってしまいます。炊いてからおよそ24時間後には少し固くなり、48時間後にはかなり黄ばみが目立ってくるというのが筆者の感想です。個人的には24時間を経過したお米は怖くて口にできませんが、48時間を超えたお米でもチャーハンや雑炊などにして食べる方もいます。

正確な賞味期限はあるのでしょうか?

お米の保存方法

お米は常温で放置しているとあっという間に腐ってしまいます。夏場では6時間程度で食中毒を起こす場合もあるので、お弁当を作る際には粗熱を取ってからフタをしましょう。容器内で発生する水滴が、腐らせる原因になるようです。

また、梅干しなどの殺菌効果のあるおかずを一緒に入れると良いでしょう。

常温ではダメなのに、なぜ炊飯器の保温は大丈夫なのか。それは炊飯器が70°C前後の高温で保温しているからです。そのため、雑菌の繁殖を防いでいるのです。

しかし高温での保存だからといって劣化しないわけではありません。

炊飯器のご飯の賞味期限

電機メーカーが想定する賞味期限は、24時間から30時間程度のようです。炊いたお米は3時間ほど過ぎたあたりから徐々に劣化が始まります。

しかしこれはあくまでも賞味期限であって、これを過ぎても食べられないわけではありません。しかし美味しく食べるためにも、保存方法を学びましょう。

ご飯の保存方法

冷蔵庫にしまっておけば大丈夫な気もしますが、ご飯は3°C前後が最も痛みやすいので、冷蔵保存には向いていません。なので「明日食べるから」といって保管しておきたい場合でも、冷凍庫で保存するのが無難でしょう。

冷凍保存であれば一週間程度経ったお米でも、美味しく食べることが出来ます。