裁縫に縁のない方でも、小学校の家庭科などで一度は糸通しを使ったことがあると思います。その持ち手の部分には女性のが描かれているのが特徴的で、記憶に残っている方も多いでしょう。あれは一体の顔なのでしょうか。

糸通しの人物の正体

結論をいうと、この顔は誰の顔でもありません。モデルなど存在しないのです。元々は針に糸を通すのが苦手な、手先が不器用な人のために開発されました。これが海外向けに輸出される際に外国人に受け入れられやすいよう、顔のマークを刻印したのではないかと言われています。