職場や学校で、はたまた近所付き合いにおいて、どうも気が合わない人はいることでしょう。そんな時に「そりが合わない」という言葉を使いますが、この「そり」とは何を意味しているのでしょうか。

そりが合わないの語源

「そり」は漢字では「反り」と書きます。つまり曲がっている様子を表します。何が反っているのかと、刀の刃のことなのです。刀はそれを収める鞘(さや)と一対です。少しでも刀の反りに異常がみられると、刀は上手く鞘に収まってはくれません。

このことから、性格や考え方が合わない人に対して「反りが合わない」という言葉を使うようになったのです。