仕事や学業などにおいて、怠けてズル休みすることなどを総称して「サボる」といいます。この「サボ」とはもともとはどういった意味なのでしょうか。

サボタージュ

サボはフランス語の「サボタージュ」を略した言葉です。サボタージュというのは労働争議の一種です。労働争議は、労働条件の向上を目指して行う活動のことで、有名なものではストライキがあります。このサボタージュとは、わざと仕事効率を落とし、会社に対して条件の向上をアピールする手段のことです。

サボというのはもともと、フランス語で木靴を意味します。木靴を使って機械を壊し、労働効率を下げたことに由来します。

この言葉と意味が転じて、仕事の手を抜いたり、学校をズル休みすることを「サボる」というようになったのです。