新品の靴下には、2足がバラバラにならないように金属のクリップが付いています。こんな小さなものにもちゃんと名前はあるのです。

靴下の留め具の正式名称

この靴下用のクリップは「ソクパス」と言います。新品の靴下を購入した際、つま先側と履き口側にそれぞれソクパスが付いています。もちろん使い捨て専用のパーツになります。

1950年頃のアメリカでは、これを「パッチャー」と呼んでいましたが、日本では、それを広げた形が文房具のコンパスに似ているところから、「ソックス+コンパス」ソクパスと名付けられました。

現在では子どもが誤って飲み込んでしまっても大丈夫なように、アルミ製から紙製へと変えているメーカーが多いようです。