ヤマザキのパンまつりはなぜ春なのか
「ヤマザキ春のパンまつり」は、パン業界の最大手であるヤマザキが1981年に開始して以来毎年行なっているキャンペーンであり、特定の商品に貼ってあるポイントシールを集めることで、もれなく景品の「白い皿」と交換ができるというものです。
ヤマザキ春のパンまつり
このキャンペーンが発足した当初は、春にパンの売り上げが上がるというデータに基づき、パンまつりを春に行うということが決定しました。結果として狙い通りにキャンペーンは大成功を収め、大変な好評だったことから毎年欠かすことのない人気のキャンペーンとなりました。
ヤマザキはこのキャンペーンに合わせて、毎年約1400万枚のお皿を発注し、これまでに合計5億枚を配られていることから、その人気ぶりがうかがえます。
今となってはキャンペーン目当てでパンを購入する人もいるでしょうし、自然と春に売り上げが上がるのか、キャンペーンの結果として上がっているのかは分かりません。