スタジオジブリの名作『風の谷のナウシカ』は、現在でもなおその人気は衰えません。戦争による文明の崩壊後、人と自然の歩むべき姿を描いた作品です。

王蟲の鳴き声

劇中には様々な生物が登場しますが、その中に巨大な芋虫の様な姿をした王蟲(オーム)という虫がいます。体長は約80mで、物語の重要な役割を担っています。

そんなオームの鳴き声は、日本を代表するギタリストである布袋寅泰のギターで奏でられていたのです。

劇場版『風の谷のナウシカ』が公開されたのは1984年3月11日で、それから約27年後の2011年2月8日に、布袋寅泰が自身のツイッターで明らかにしました。

当時、伝説のロックバンド「BOOWY」で活躍していた布袋。ジブリ作品の音楽を担当する久石譲から声がかかり「ギターで鳴いて欲しい」と頼まれたそうです。