コップ一杯の量から約1リットルまでを超短時間で沸騰させる卓上瞬間湯沸かし器の人気が急上昇していますが、日本では一定量のお湯を保温しておける電気ポットがまだまだ活躍している家庭も少なくないでしょう。それら電気ポットのほとんど全ての製品は、電源コードマグネット式になっています。これはどうしてでしょうか。

電気ポットの危険性

電気ポットは加熱と保温の機能を兼ね備えた優れものです。保存しておけるお湯の量が多いのも便利な理由の一つです。

便利なものには危険が付きもの。電気ポットも例外ではありません。もし電源コードに足を引っ掛けて転倒させてしまったら、中のお湯で火傷をする可能性があります。この危険を回避するために、電源コードはマグネットプラグを採用し、転倒の防止、転倒時にコードが抜け落ちる仕組みになっているのです。

多くの電気ポットにロック機能が備わっているのも、小さなお子さんによる事故を防ぐため。小さなポットにも沢山の事故防止機能が備わっているのです。