薬の錠剤はわざと大きくしている
薬には有効成分は決まっています。有効成分はわずか数mgですが、錠剤の重さはそれよりも何倍も大きく作られています。それもそのはず、薬の錠剤はわざと大きく作られているのです。
錠剤を大きくする目的
錠剤は有効成分と体に害の無い添加剤を混ぜてから、それらを圧縮して形成されています。この際、有効成分だけを錠剤に形成してしまうと、一粒一粒がとても小さいものになってしまいます。これでは瓶から取り出す際にも不便、落としたらどこに行ったか分からなくなる、お年寄りなど目の不自由な方が取り扱いづらいなど、様々な弊害が生まれてしまいます。
このような事から、ほとんどの薬の錠剤はわざと大きくなるように作られているのです。一般的に飲みやすいとされる大きさは8mm前後といわれています。