1950年3月1日、アメリカのネブラスカ州にてガス爆発によって教会が壊滅するという事件が起きました。当日、事故が起こった時間には教会に聖歌隊のメンバー15人が集合することになっていましたが、15人のメンバーが揃って遅刻したために爆発事故の被害には合わなかったのです。

奇跡の爆発事故

このニュースの奇跡的なところは、15人全員が乗り合わせたバスが遅刻してしまったなどというわけではなく、15人全員が別々の理由によって遅刻をしてしまったところにあります。

この聖歌隊は結成してから数年が経過していましたが、一度も遅刻などをせず、15分前には諸々の準備を終えているほど時間には厳しい団体でした。

それぞれのメンバーの遅刻の理由は様々で、数学の宿題を終わらせるため、放送していたラジオ番組を最後まで聴きたかったため、そのラジオを聴いていたメンバーを待っていたため、居眠りをしてしまったため、提出する予定のレポートが終わらなかったため、教会に子どもたちを連れて行こうとするもグズってしまったため、体が怠かったため、洋服が汚れていたので着替えていたため、車のエンジンがかからなかったため、とそれぞれがバラバラの理由で遅刻をしてしまったのです。

この出来事を確立で表すと100兆分の1に相当するとされます。