めでたい席では「乾杯!」といいながらグラスをコツン、コツンと音をたててぶつけてから飲み始めます。特に意味のないように思えるこの行動も、実はちゃんとした理由から生まれていました。

今回の雑学では、乾杯でグラスをぶつける意味についてご紹介します。

乾杯でグラスをぶつける意味

「乾杯」は古くは宗教的な儀式が起源といわれています。

乾杯の時にコツンと音を立ててぶつける理由は、音が立つくらいぶつけるとグラスの飲み物が飛び出して、他のグラスに入ってしまいます。これにより、お互いの飲み物の中には毒は入っていない、という信頼を持たせるための行為だったのです。

これが世間に広まり、現在では祝の席、飲み会の席で健康や成功を祝して乾杯がされるようになりました。