隕石は、宇宙空間に存在する物質が、惑星に落下してきたものを指します。隕石は数100gの小さなものから数100kgの巨大なものまで様々ありますが、地球に着地した際の所有権は誰のものになるのでしょうか。

隕石は誰のもの?

隕石の所有権が誰のものになるのか、それは国によってルールが異なります。日本では、基本的に一番最初に拾い上げた人物が所有権を主張することができるとされますが、私有地においてはその主張が覆されます。

私有地において隕石が発見された場合は、隕石そのものが地面にめり込んでいるか否かで所有権が分かれるのです。隕石が地面に埋まっている場合はその土地の所有者の物とされ、埋まっていない場合は拾い主に所有権を主張する権利が与えられるのです。

ちなみに地球には、年間で5〜10個程の隕石が、大気圏を突入して地面に着地しているようです。