虹は太陽の光りが空気中の水分に反射、屈折して起こる自然現象です。このことから虹は昼間に見えるものという先入観がありますが、実は夜にも虹が見えることがあるのです。

夜に見える虹の正体

虹を見るためには様々な気象条件が重ならなければ見ることが出来ません。この条件は何も昼間に限ったことではありません。見える可能性は低いものの、夜にも虹がかかることがあるのです。

その名も「月虹(げっこう)」。

太陽光と同じく、出来る限り明るい夜でなければいけないため、まずは満月であることが必須と言えます。そして観測地点が暗いこと。この二点が揃えば月虹が見れる可能性はグンと高くなります。

日本でも極稀に観測出来ることがあるようですが、地球上で見える可能性が高いので有名なのが、ハワイのカウアイ島。

滅多に見ることの出来ない月虹を見た人には、幸せが訪れると言われています。