プランクトンは何を食べているの?
プランクトンは浮遊生物という意味であり、水中を漂っている生き物を指す言葉です。クラゲや特定の魚の稚魚なども厳密にいえばプランクトンになります。しかし一般的にはプランクトンは超小型の生物であり、食物連鎖の最下位であると言っても良いでしょう。それではそんなプランクトン自身は何を食べているのでしょうか。
プランクトンの餌
実はプランクトンは「動物性プランクトン」と「植物性プランクトン」に分かれます。魚などの生き物が好んで食べるのが、この動物性プランクトンであり、その動物性プランクトンの餌となるのが植物性プランクトンです。
それではプランクトンの中でも食物連鎖の下位にあたる植物性プランクトンはというと、植物と同じく光合成によって必要な栄養分を作り出すことができるため、餌はないと言っても間違いではありません。強いて挙げるのであれば、水底の泥に潜むバクテリアが植物や動物の死骸、糞などを分解した栄養を摂取しています。