目の周囲に影を付けることで、顔を立体的に見せる効果のあるアイシャドウですが、その起源は現代のようにオシャレのために行うものではありませんでした。

今回の雑学では、アイシャドウ起源についてご紹介します。

アイシャドウの起源

アイシャドウを歴史上初めて使用した人物は、世界三大美女に数えられるクレオパトラという説があります。これはあくまでも俗説ではありますが、古代エジプトがアイシャドウの起源である事は間違いなさそうです。

古代エジプトの壁画に描かれた人物を見たことがあるでしょう。壁画に描かれた人物には、目の周りを囲うようにアイシャドウが引かれている事が分かります。そして女性だけでなく、男性の目にもアイシャドウが引かれています。これはオシャレのためではなく、魔除けの意味が込められているという言い伝えもあります。

しかし実際には魔除けよりも虫除け対策のためであることの方が強いようです。エジプトでは人の眼球に卵を産み付けてしまう恐ろしいハエがおり、そこからの感染病を防ぐためにアイシャドウを引き始めたのが、起源とされています。