ガードレールの色は基本的に白ですが、高速道路などでは灰色のものや銀メッキを施した色のガードレールも見かけることがあります。しかし日本には、なんとも奇抜な黄色いガードレールを設置している県が存在するのです。

黄色いガードレールの意味とは

黄色のガードレールを採用している県は山口県です。山口といえば特産品はなんといっても夏みかんです。そこでガードレールを夏みかん色に塗ってしまおうという案が挙がりました。夏みかん色のガードレールの歴史は意外にも深く、1963年に塗替えが決定。以後、現在でも山口県管轄の道路は黄色のガードレールが標準となっています。

山間部などでは目立つ色であることから、安全面で好評だといいます。

その他の特殊なガードレール

山口県以外でも、特殊な色をしたガードレールを設置している県があります。広島県では緑色のガードレールを設置している地域がありますし、岐阜県では白いガードレールの上部のみを黄色に塗装したものが設置されています。

県外に旅行に行った際は、ガードレールの色に注目してみても面白いかも知れません。