お正月に鏡餅を飾る意味
お正月の縁起物の一つとして鏡餅がありますが、上に乗っているのはミカンではないの事は知っていましたか?
名前の由来
鏡餅はその名の通り、鏡に似ていることから名付けられました。といっても現代のような鏡ではなく、昔は青銅製の丸い形をしたものが使われていたのです。
供物の意味
地域によって鏡餅に供えるものは変わってきますが、印象的なものといえばやはりてっぺんに乗っかっている果物です。
鏡餅の上に乗っているのはミカンではありません。これは同じミカン科に属する「橙(ダイダイ)」という果物です。
橙の実は、枝から落ちることなく大きく成長していくことから「代々大きく、落ちずに成長する」という願いが込められています。
現代では橙の入手が難しい場合に限り、ミカンで代用する事が多くなってきてしまっているのです。