日曜夕方の国民的お笑い番組『笑点』の放送が開始されたのは、1966年5月15日の事。45年以上もの間、世間のお茶の間を笑わせ続けている笑点ですが、笑点の象徴ともいえるお馴染みのテーマ曲には、実は歌詞が付いていたのです。

テーマ曲の歴史

実はお馴染みのテーマ曲は番組が始まって二代目のテーマ曲です。作曲者は『上を向いて歩こう』で有名な中村八大で、現在も使われ続けているこのテーマ曲は、1969年11月から導入されました。導入当初は笑点メンバーの歌声が録音された歌詞付きのテーマ曲でしたが、視聴者からの評判が悪く、現在の様に曲だけが使われるようになったのです。

笑点のテーマ曲

テーマ曲の歌詞

歌詞は当時の司会者であった前田武彦によって、二番まで作詞されました。

ゲラゲラ笑って 見るテレビ
ドキドキしながら 見るテレビ
メソメソ涙で 見るテレビ

いろんなテレビが あるけれど
同じ見るなら 笑わにゃ損損

笑う点なら そのものズバリ
それはご存知 それはご存知 笑点だよ

ゴロゴロしながら 見るテレビ
ハラハラしながら 見るテレビ
イライラ怒って 見るテレビ

いろんなテレビが あるけれど
同じ見るなら 笑わにゃ損損

笑うポイント そのものズバリ
それは天下の それは天下の 笑点だよ