新生児から幼児またはそれ以上の年齢の子どもまで、幅広い層の診察を行ってくれる小児科。何歳までが子どもであるかは、その線引きが曖昧なところがありますが、小児科には通える年齢制限などあるのでしょうか。大人になっての受診は可能なのでしょうか。

小児科の制限

一般的に、思春期を迎えた頃を目安に、それ以下の年齢では小児科、それ以上の年齢では内科に行くように薦められています。ここでいう思春期とは、第二次性徴期を迎えた15歳前後の年齢を指し、この発育によって身体は子どもから大人へと変化します。

そのことで、服用する薬が子ども用から大人用へと変わるため、この時期を目安にしているのです。

しかし大人でも小児科へ通っている人はいます。先天性の病気であったり、子どもの頃から続いているような病気を持っている場合には、大人でも小児科を受信できるのです。