夏の定番氷菓として古くから日本人に愛されているかき氷。色とりどりのシロップが見た目にも鮮やかで、夏っぽさを演出してくれます。イチゴやレモン、ブルーハワイなど味は多種多様ですが、そのは実は全て同じというのです。

かき氷のシロップは同じ味

果汁の入っていないシロップのラベルに書かれている原材料を見てみると、着色料以外に違いがないことが分かります。ではどこで味の違いを出しているのでしょうか。

実はシロップの味は全く一緒で、着色料と香料を変えることによって、人間の視覚と嗅覚を錯覚させ、違う味であるという誤認識を引き起こしているのです。

ちなみにかき氷のシロップにしか存在しないと思われる「ブルーハワイ味」ですが、これはもともとラムをベースとしたカクテルの一種をかき氷のシロップにしたものなのです。