ジャンプする生き物といえば、ウサギやバッタ、カエルなどが代表的です。例えばこれらの生き物を人間の大きさに換算したとして、どれくらいの高さまでジャンプすることができるのでしょうか。

地球一のジャンプ力

人間の跳躍力は、トップアスリートの場合で垂直跳びの平均は約70cm、幅跳びの世界記録は8.95mになります。これを体長比で換算すると、その跳躍力はおよそ5倍程度です。そして前述した生き物を人間に換算した場合の跳躍力をご紹介しましょう。

ウサギは4〜6mほどジャンプし、自身の体長の約11倍もの跳躍力があります。この時点で人間の2倍以上の脚力があることになります。バッタの場合は20mのジャンプが可能で、体長の約20倍になります。そしてカエルになると桁が変わり、約150倍の跳躍力があるといいます。

そして堂々の1位は、体長1〜9mmほどのノミです。最大で25cmのジャンプが可能で、体長比で約220倍、人間に換算すると東京タワーの333mをゆうに超えられる計算になります。

しかしこれらの計算はあくまでも体長比であり、体重は計算に含まれていません。