どこか笑っているように見える表情がとても愛らしく、1980年代から一世を風靡したウーパールーパー。ペットして飼育されるようにもなり、その人気は現在も健在といえるでしょうが、全盛期とは比べものにならないほどの落ち込みはみせています。

ウーパールーパーの味

ウーパールーパーはメキシコ原産のサンショウウオの仲間であり、日本でよく知られているピンクがかった白い色をしているのは、突然変異で色素が抜けたアルビノ種です。

ウーパールーパーは四肢だけでなく、心臓や脳の一部さえも再生できるほどの再生能力を持っています。このことからかは定かではありませんが、長寿を願って原産国のメキシコでは食用としても重宝されています。日本でもブームが去り、大量に繁殖させてしまったウーパールーパーの行く末は、やはり食べられることだったようです。

日本の各地では、珍獣のから揚げとしてウーパールーパーのから揚げを提供しているお店は少なくありません。その味は、淡白な白身魚のような味わいらしく、美味しいとされます。