ビスコ」はグリコから発売されているビスケットのお菓子で、乳酸菌入りのクリームがサンドされています。乳酸菌入りということもあり、「おいしくてつよくなる」がキャッチフレーズです。そんなビスコのパッケージには、幼児のイラストが描かれていますが、この子は既に4回もデザインが変更しているのです。

ビスコのイラスト

グリコの公式サイトによると、この子の名前は特に決められておらず、同社では「ビスコ坊や」と呼んでいるそうです。実は女の子なのでは?という噂があるものの、坊やと付くことから男の子とされています。モデルとなる人物はいません。

初めてグリコ坊やが登場したのは1933年のことで、ビスコの発売と同時に既に誕生していました。しかしパッケージの表面にはその顔は描かれていません。パッケージに登場するのは2代目となった1951年からで、以降は時代に合わせて骨格や髪型などが変更され、現在にいたります。

ちなみに「ビスコ」というネーミングは、発売当初に栄養価で注目されていた酵母を含んだビスケットということから「コービス」となり、それが反転して「ビスコ」と名付けられたのです。