日本の文房具の老舗メーカーであり、大手メーカーでもある「株式会社トンボ鉛筆」。代表的な文房具では、よく消えることで人気のMONO消しゴムや、スティックのりのPiTなどがあります。トンボ鉛筆のブランドマークは、アルファベットで「Tombow」と書きますが、なぜ最後に「w」が付くのでしょうか。

トンボ鉛筆のマーク

トンボをアルファベットで表したいのなら「Tombo」でいいはずですが、これは英語で「墓」を意味する「Tomb(トゥーム)」と誤認しないように、あえて末尾に「w」を付け「Tombow」としたのです。

また、この表記の横にはトンボのマークが付きますが、以前は「お客様に深く頭を垂れる姿勢」を表すために下向きのトンボが描かれていましたが、2011年からはトップを目指すという意味で、トンボは上向きに描かれるようになりました。