高級なアイスクリームというイメージがある「ハーゲンダッツ」は、イメージだけでなく販売戦略としてあえて高価格を維持しています。その値段に負けないほどに美味しさも高水準なハーゲンダッツは、世界中に3ヶ所しか生産工場がなく、その内の1つは日本の群馬県にあるのです。

ハーゲンダッツがなぜ日本に?

世界中で愛されるハーゲンダッツの日本法人が誕生したのは1984年のことで、同年に東京都港区の青山にハーゲンダッツショップがオープンしました。ハーゲンダッツショップは日本全土に広がりをみせ、最大で95店舗を展開していましたが、徐々に減少してしまい、2013年に全ての店舗の営業が終了してしまいました。ショップはなくなったものの、今でもコンビニやスーパーマーケットで手軽に購入することができます。

そしてハーゲンダッツジャパンへ取材を行ったところ、ハーゲンダッツが製造されているのは世界中でたったの3ヶ所であり、その内の一つは群馬県に存在することが分かりました。しかし、なぜ群馬県がその拠点に選ばれたのか、という問いには答えられないということです。