鉛筆のお尻の部分に消しゴムが付いている鉛筆があります。使ったことのある方ならお分かりでしょうが、あの消しゴム、擦っても擦っても文字が消えづらいと感じたはずです。なぜこのような鉛筆が作られることになったのでしょうか。

消しゴム付き鉛筆の誕生

鉛普段から鉛筆を使う職業は色々とありますが、このアイディア商品は鉛筆と消しゴムを別々に持っていると仕事上で不便を感じていた大工さんのために考案されたとされます。

普段私たちが使っている消しゴムは「ゴム」と名の付くものの、プラスチックでできています。しかしプラスチック製の消しゴムは耐久性に乏しく、鉛筆のお尻などの細かな部分に使用するとすぐに破損してしまうのです。そのことから、鉛筆に付いている消しゴムは純粋なゴム製であり、それゆえに文字が消えづらくなってしまっているのです。

ちなみに鉛筆と消しゴムを繋いでいる金属部品には正式名称があり、「つなぎ手」を意味する「フェルール」といいます。