弁当や寿司に入っている緑の葉っぱの正式名称は「バラン」ではない?
お弁当などの仕切りとして使われている緑色のギザギザした葉っぱのようなものの名前は何でしょう?と聞かれたら「バラン」と答えられる人は多いでしょう。一昔前ではそれだけで雑学になりましたが、今回はさらに一歩踏み込んでみましょう。
バランの正式名称
バランを使う目的は、おかずとおかずがくっついて色や味が混ざってしまわないようにするための工夫です。現代ではプラスチックで出来たいわゆるニセモノの葉っぱが使用されています。もちろんニセモノがあれば、ホンモノもあります。
ホンモノのバランの正式名称は「ハラン(葉蘭)」といいます。ホンモノの葉蘭とニセモノの葉蘭を区別する目的として、ニセモノは「バラン」と呼ばれるようになりました。
しかし葉蘭の語源は、中国語の「馬蘭(バラン)」であり、なんだかややこしい語源をもった言葉なのです。