野菜のキュウリ漢字で「胡瓜」と書きますが、それ以前は「黄瓜」と書いていました。キュウリの色は緑(青)なのに、なぜ「黄色い瓜」と書かれていたのでしょうか。

キュウリの歴史

まず、現在使われているキュウリの漢字である「胡瓜」という字の「胡」の文字は、古来の貿易ルートであるシルクロードを表したものです。キュウリは日本で自生・栽培していたものではなく、シルクロードを介して外国から入ってきたものなのです。

そもそも皆さんが普段食べているキュウリは、実が熟していないものだから緑色をしています。シルクロードを経由してくる段階で徐々にキュウリは熟され、色が黄色くなります。そして昔はこの黄色く熟したキュウリが食されていました。このことから、元来キュウリは「黄瓜」と書かれていたのです。

しかし甘みが薄いことから未熟な緑色の状態で食べることが好まれるようになり、漢字も「黄瓜」から「胡瓜」に変わっていったのです。