イチゴの表面にびっしりとあるつぶつぶ。中にはこのつぶつぶが気持ち悪くてイチゴが嫌いだという人もいるとか。一般的にこのつぶつぶはイチゴのだと思われていますが、そうではありません。

イチゴの粒は一体何?

イチゴはバラ科の多年草であり、野菜と分類されることも多いです。日本には江戸時代にオランダから伝えられたので、正式な名称はオランダイチゴと言います。そんなイチゴですが、表面のつぶつぶが種で、赤くてふっくらとした部分が果肉とお思いの方が多いでしょう。しかし本来、あのつぶつぶが果肉なのです。

イチゴの赤い部分は、茎が肥大して成長した部分であり、偽果と呼ばれます。一方のつぶつぶは、その一粒一粒が痩果(そうか)と呼ばれる果実なのです。