ヤクルトはなぜあんなにも小さいのか
ヤクルトをお腹いっぱい飲みたいと思ったことはありませんか?飲み過ぎるとお腹がゆるくなったりしてしまうのでしょうか。
今回の雑学では、発売当初から変わらないヤクルトの大きさの秘密に迫ってみます。
小さいけれど効果は抜群
ヤクルトがずっと変わらない大きさを保っているのにはキチンとした理由があるのです。
ヤクルトを飲む目的は腸内を正常化し、健康に保つためです。人間の腸内にはおよそ3万種類、1000兆個の腸内細菌が生息し、その重量はなんと2kgともいわれています。
ヤクルトに含まれる乳酸菌によって、腸内細菌が正常に働けるように促してくれますが、それには数十億個もの乳酸菌が必要になります。しかしヤクルトのあの小さな、わずか65mlの容量の中には、なんと約150億個もの乳酸菌が含まれているのです。
何本飲んでもお腹を壊すことはありませんが、整腸効果が増大するわけでもありません。腸内に丁度いい量、それが65mlというこだわりの大きさの秘密だったのです。