ニュートンはオカルト研究も盛んに行なっていた
アイザック・ニュートンはイングランドの自然哲学者、数学者、物理学者、天文学者であり、人類に多大なる貢献を残しました。ニュートン力学の確立や、微積分法の発見、最も有名なものとしては万有引力の発見があります。科学雑誌「Newton」にもその名が使われるように、ニュートンといえば偉大な科学者であるという印象が強いでしょう。
ニュートンのオカルト研究
しかしニュートンは科学者である一方で、錬金術や聖書の解釈研究など、現在ではオカルト研究に分類される分野の研究も盛んに行なっていました。
ニュートンのオカルト研究の最たるものは錬金術の研究であり、鉛や亜鉛などの卑金属を金に変えることができると言われていた「賢者の石」の発見を目標としていました。同様に、飲めば不老不死になると言われていた「エリクサー」の発見も目標としていたのです。
ニュートンの錬金術に関する業績は数々知られていますが、多くの研究資料は研究所の火事によって焼失してしまったのです。